自動車保険

公開:2022.08.25

更新:2022.08.25

車のバッテリーが上がったらどうする?

連日の猛暑のなか、エンジン停止の状態で長時間エアコンを使用することにより、バッテリーが上がってしまうトラブルがあちこちで起こっています。バッテリー上がりによって突然車のエンジンがかからなくなってしまったら、どう対処すればよいのでしょうか。

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1. なぜ車のバッテリーが上がるの?

車にはバッテリーという充電式電池が搭載されています。バッテリーは、エンジンをはじめパワーウインドウ、ワイパー、ヘッドライト、エアコン、カーナビなどを動かすための電力を供給する装置です。

バッテリーは車を走行させることで充電されますが、車を停止している間に多くの電力を消費してしまうと、エンジンを動かす電力が足りなくなってしまいます。エンジン停止状態で長時間エアコンを使用したり、ヘッドライトや室内灯をつけっぱなしにしたりすることで、バッテリー上がりが起こります。

また、バッテリーは消耗品であるため、劣化や寿命によって性能が落ちていきます。特に冬場は、バッテリー液の温度が下がって充電効率が下がるので、バッテリートラブルが多くなります。夏のエアコン使用と冬の寒さは車のバッテリーの大敵と言えるでしょう。

2. 車のバッテリーが上がったら自然回復できない!

電力不足によってバッテリーが上がってしまった場合、自然に回復することはまずありません。電池が空の状態なので、何らかの方法で充電をしなければなりません。

バッテリーの寿命が尽きてエンジンがかからなくなってしまった場合は、バッテリー交換が必要です。最近のバッテリーは、寿命ギリギリまで使用できるため、突然エンジンがかからなくなることがあります。バッテリーの平均寿命は2~4年程度とされているので、トラブルが起こる前に交換をしておくとよいでしょう。

3. 車のバッテリーが上がったらどうする?

車のバッテリー上がりは突然起こります。バッテリー上がりで車が動かなくなってしまったら、どうすればよいのでしょう。簡単にできる対処方法は次の2つです。

【対処法1】JAFを呼ぶ

JAF(日本自動車連盟)は、ロードサービスを主な事業とする一般財団法人です。JAFのロードサービスは誰でも受けることができ、24時間365日、全国どこにでも駆けつけてくれます。自分の車だけでなく、家族や友人の車、レンタカー、バイクなどでもロードサービスを利用できます。

JAFの会員になると、さまざまなロードサービスをほぼ無料で利用することができ、利用回数にも制限はありません。非会員がロードサービスを利用する場合は有料となり、バッテリー上がりは13,130円の料金が発生します。

JAFロードサービス料金

■JAFの入会金・年会費

【個人会員】
入会金:2,000円(クレジットカードの場合は1,500円)
年会費:4,000円
【家族会員】個人会員1名につき、5名までの家族が入会可能
入会金:無料
年会費:2,000円(1名につき)

 

【対処法2】自動車保険のロードサービスを利用

自動車保険には無料ロードサービスが自動付帯されており、バッテリー上がり、キー閉じ込み、パンクなど、事故以外のさまざまなトラブルに対応してくれます。ロードサービスは、保険金が支払われる事故ではないため、利用しても翌年の等級や保険料に影響はありません。ロードサービスを利用できるのは、保険契約している車に限られます。

■自動車保険の無料ロードサービス(A社より抜粋)

・バッテリー上がり時のエンジン起動(保険期間中3回まで)
・ガス欠(10リットルまで補給・保険期間中1回)
・キー閉じ込みのカギ開け
・タイヤパンク時のスペアタイヤへの交換
・落輪・脱輪・乗り上げの引き出し作業 (車輪1輪まで)
・スタック (ノーマルタイヤでの走行中や自宅駐車場での雪スタックは対象外)
・レッカーサポート

保険会社によって無料ロードサービスの内容は異なりますが、バッテリー上がり、タイヤのパン、キー閉じ込みといった車のよくあるトラブルには自動車保険でも対応ができます。自動車保険のロードサービスが使えるかどうか保険会社に確認してみましょう。

【対処法3】ほかの車に助けてもらう方法も

車の扱いに慣れているのであれば、ジャンプスタートという対処法もあります。ほかの車から電気を分けてもらってエンジンを始動させる方法です。

ジャンプスタートをおこなうためには、ブースターケーブルというバッテリー同士をつなぐケーブルが必要です。昔はよく見かけましたが、最近はブースターケーブルを積んでいるドライバーは少ないようです。また、ジャンプスタートの手順を間違えてしまうと双方の車が故障するリスクがあります。相手にも迷惑がかかることがあるので、慎重に作業を行いましょう。
JAFクルマのバッテリー上がりと応急処置

4. 車内ワーク時のバッテリー上がりに注意!

最近は車内でテレワークやWEB会議をすることもめずらしくありません。「エアコンをかけたまま仕事をしていたら、バッテリーが上がってしまった!」というトラブルも起こりがちです。エンジンを停止したままエアコンやライトを長時間使用するのを避けるとともに、定期的に車の運転をしてバッテリーの充電をしておきましょう。

5. まとめ:車のバッテリーが上がったらロードサービスを呼ぼう!

バッテリー上がりは突然起こるもの。車の運転に慣れていない場合は、どうしていいかわからずパニックになりがちです。バッテリーが上がったら、JAFまたは自動車保険などのロードサービスを利用することで解決できることをおぼえておきましょう。

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WRITER

保険ノリアル編集部

ちょっと分かりにくい損害保険(火災保険や自動車保険、ペット保険など)について、なるだけ分かりやすく解説していきたいと思っています。とても大切な保険なので、入ってから後悔する人が少なくなるように、おすすめの保険についても紹介していきます。

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