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公開:2022.07.28

更新:2022.07.28

【保存版】名水を持ち帰り!富士山周辺の湧き水スポット7選

日本一の高さを誇る富士山周辺は、ミネラルを含んだ天然水があちこちで湧出しています。降り注いだ雨や雪が地中深くまで浸透し、長い時間をかけて磨かれ、数年から数十年かけて麓に到達するため、質の高いおいしい水になるのです。

今回は、そんな富士山の天然水を気軽に汲める、静岡・山梨両県の7つのスポットを一挙にご紹介します。

ミッフィーミッフィー

1. 柿田川湧水群(静岡県清水町)

最初にご紹介するのは、富士山の南の麓・静岡県清水町にある柿田川湧水群です。四万十川や長良川と並び日本三大清流に数えられる柿田川の水源は、富士山の伏流水。町内の柿田川公園付近で湧水となって現れ、狩野川(かのがわ)に至る1.2kmの流れを形成しています。流量は1日およそ110万立方メートルで日本一とされ、水温は年間を通じて15℃前後と、夏でも冷たいまま。

この水を汲めるのが、柿田川公園に併設された「柿田川名所湧水の道」です。敷地内の柿田川豆腐館のそばに4か所の水汲み場が設置されており、午前9時から午後5時までの営業時間内であれば自由に水汲みができます。

名称:柿田川名所湧水の道
所在地:静岡県駿東郡清水町伏見86

2. 富士山の霊水(静岡県沼津市)

清水町に隣接する沼津市からは、旧東海道沿いにある原地区の富士山の霊水をご紹介します。原宿(はらしゅく)と呼ばれていたこの宿場町で、江戸時代から親しまれていたのがこの湧水。「白隠正宗」で知られる1804年創業の蔵元高嶋酒造が所有しており、古来、町の住民や東海道を旅する人々、運送業者である馬借たちの喉を潤したと伝わります。

この水は現在も酒の仕込み水として使われているほか、酒蔵に隣接する「酒蔵公園通り」には無料の水汲み場が。地下約150mから自噴しているミネラルたっぷりの富士山の霊水を、自由に飲んだり汲んだりできます。江戸の頃から愛される、由緒正しい湧き水をぜひ堪能してください。

名称:富士山の霊水(高嶋酒造)
所在地:静岡県沼津市原354-1

3. わきみず寺(静岡県富士市)

沼津市の西側にある富士市には、「わきみず寺」と呼ばれる水汲みスポットがあります。1353年創建と伝わる禅寺・瑞龍山法雲寺。鎌倉・建長寺の僧がこの地を訪れた際、湧き出る水の清らかさに感動し、お寺を開いたとされています。境内には現在も湧き水があり、境内に流れを成していて、夏にはホタルを見ることもできるんだとか。

バナジウムが含まれた水は清冽で流量も多く、年間を通して13℃ほど。境内に設置された水汲み場には、遠方からの来訪客を含めた多くの人で賑わいます。なお、一度に持ち帰れるのはペットボトル10本、またはポリタンク2個までとなっているのでご注意を。

名称:わきみず寺(瑞龍山法雲寺)
所在地:静岡県富士市今泉5-6-48

4. 湧玉池(静岡県富士宮市)

湧玉池

富士山の西の麓・富士宮市にあるのが、富士山の伏流水が底から湧き出す国の特別天然記念物湧玉池(わくたまいけ)。世界遺産「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産のひとつ・富士山本宮(ほんぐう)浅間(せんげん)大社の敷地内にあります。

平安時代の歌人・平兼盛が「つかうべき かずにをとらん浅間なる 御手洗川のそこにわく玉」と詠み、富士登山の前に行者たちが身を清めたと伝わるこの泉。1日約20トンもの水が湧き出し、市内を流れる神田川の水源にもなっています。池の脇には水汲み所が用意されていて、持ち帰りが可能。ただし、そのまま飲むことはできないので、自宅などでの煮沸が必要です。

名称:湧玉池(富士山本宮浅間大社)
所在地:静岡県富士宮市宮町1-1

5. 陣場の滝(静岡県富士宮市)

陣場の滝

富士宮市北部、朝霧高原にほど近い陣馬の滝も、知る人ぞ知る水汲みスポット。源頼朝が巻狩り(狩場を包囲して,獲物を追い詰めで捕える狩り)でこの地を訪れ、陣を敷いたことからこの名がつきました。高さ10mの半円状の壁に形成されたいくつもの筋から水が流れ落ちる、独特の形状をした滝です。1日約4万8,000トンもの水が湧き出し、その流れは五斗目木川(ごとめきがわ)となり、やがて富士川へと合流します。

水汲みができるのは、滝の入口付近。いくつかのパイプが設置され、冷たくミネラルがたっぷり入った水を好きなだけ持ち帰ることができます。こちらのスポットも、県外からわざわざ足を運ぶ人が絶えないのだとか。汲んだ水は念のため、生ではなく煮沸してから飲むほうがよいでしょう。

名称:陣馬の滝
所在地:静岡県富士宮市猪之頭529

6. 不尽の名水(山梨県鳴沢村)

不尽の名水

続いては、富士山の北側・山梨県富士五湖地方の湧水にクローズアップしてみましょう。標高約1,000mを数え、霊峰の姿を間近に感じられる鳴沢(なるさわ)村にあるのが、不尽(ふじ)の名水。国道139号線沿いに位置する道の駅なるさわの敷地内にある水汲みスポットで、車で気軽にアクセスできるのが魅力です。

溶岩で築かれた水汲み場には、地下300メートルから汲み上げた富士山の伏流水がこんこんと流れ、バナジウムを含む清らかな水を持ち帰ることができます。ポリタンクで汲むのはやや難しいので、ペットボトルを利用するのがよいかもしれません。

名称:不尽の名水(道の駅なるさわ)
所在地:山梨県南都留郡鳴沢村8532-63

7. 富士山天然水水汲み場(山梨県富士吉田市)

富士山天然水水汲み場

最後にご紹介するのは、鳴沢村の東側、富士吉田市にある富士山天然水水汲み場。国道139号沿い、道の駅富士吉田に隣接する富士山レーダードーム館の駐車場に位置しています。

長い年月をかけて麓にやってきた甘みのある天然水を、地中からポンプアップ。手軽に取水できるよう、蛇口がいくつも整備されており、ポリタンクの利用もしやすい構造になっています。誰でも無料で利用でき、地元住民にも人気があるため、行列ができるほどの人気ぶり。一度に汲めるのは、4リットルまでの容器が10回、18リットルなど大容量の容器は3回となっているので注意してください。

名称:富士山天然水水汲み場(富士吉田市立富士山レーダードーム館)
所在地:山梨県富士吉田市新屋1936-1

8. まとめ:富士山周辺の天然水を飲み比べ!

ここまで、富士山をぐるりと一周するように、天然水を汲めるスポットを紹介してきました。静岡・山梨それぞれに、個性あふれる水汲み場がありましたね。採水する場所によって成分や味わいが微妙に異なるので、飲み比べてお気に入りの水を探すのもいいかもしれません。

また、富士山周辺は公共交通の便があまりよくないスポットが多いので、水汲みには車の利用がおすすめです。

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WRITER

佐藤 史親(編集者・ライター)

1987年山梨県富士吉田市生まれ。明治大学文学部卒業後、タウン紙記者、スポーツ雑誌編集者などを経て、2016年にフリーマガジン「シルベ!」を創刊し編集長に。フリーランスの編集者・ライターとして活動する現在は、東京と山梨の2拠点で、取材・ライティング、編集、ディレクションまで、ジャンルを問わず手掛けています。モットーは、きめ細かな取材とリサーチ。保険ノリアルでも、読みやすく、理解が深まるコンテンツをみなさまにお届けしていきます。

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