自動車保険

公開:2022.02.28

更新:2022.05.26

車の買い替え時には自動車保険の車両入替をお忘れなく!

車を買い替えるときは、ワクワク感でいっぱいになります。新しい車でドライブや旅行をすることを想像するだけで、楽しい気分になりますよね!

でも、納車日までに忘れずにしなければいけないことがあります。それは、自動車保険の手続き!もし手続きを忘れてしまうと、万が一のときに補償を受けられなくなってしまいます。この記事では、車を買い替える時の手続きと買い替え後の保険料について解説します。

1. 車の買い替え時に必要な自動車保険の車両入替とは?

車を買い替えたときには、車両入替(しゃりょういれかえ)の手続きが必要です。どのようなものなのか、見ていきましょう。

1-1. 前の車の自動車保険を継続できる

自動車保険は車ごとに契約する保険のため、買い替えの際は、対象となる車を前の車から新しい車に変更する必要があります。この契約車両を変更することを車両入替といい、補償内容や契約期間はそのままで、保険契約を継続することができます。等級を引き継げる(割引率を維持できる)ことが、車両入替のメリットです。

1-2. 車両入替の手続き方法

自動車保険の車両入替は、対面、電話、インターネットのいずれかの方法で手続きを行います。保険会社によって方法が異なりますので、事前に確認しておきましょう。手続きの際には、購入した車の車検証が必要です。手元に車検証がない場合は、ディーラーから車検証のコピーをもらいましょう。

1-3. 自動車保険の車両入替をおこなうタイミングとは?

自動車保険の車両入替の手続きは、できるだけ納車日までに行っておきましょう。自動車保険の変更日(異動日)を納車日とすることで、車を乗り換えるタイミングで補償も切り替わります。たとえば、前の車で販売店まで行って新しい車を引き取って自宅に帰るようなときには、新しい車に乗った時点から補償が開始されます。

1-4. 納車日までに自動車保険の車両入替ができなかった場合

もしも納車日までに車両入替の手続きができなかった(忘れていた)としても、新しい車を取得した日(車検証を入手した日)の翌日から30日以内であれば車両入替の手続きができ、その間の事故も補償されます。

2. 車を買い替えると自動車保険料はどうなる?

新しい車に買い替えた場合、自動車保険料は上がるのでしょうか、それとも下がるのでしょうか?

2-1. 自動車保険の保険料の決まり方

まずは、自動車保険料がどのように決められるかについて解説します。自動車保険は「対人」「対物」「傷害」「車両」の4つのカテゴリーに分けられ、車の型式ごとに、過去の事故データに基づいて保険料のランク分けがされます。これを型式別料率クラス(以下、料率クラス)といいます。

2-2. 普通自動車の料率クラス

普通自動車の場合、料率クラスは17段階に分けられており、数値が大きくなればなるほど保険料も上がります。加入している自動車保険証券に料率クラスに関する記載がありますので、確認しましょう。コンパクトカーなどの大衆車は料率クラスが低い場合が多いですが、スポーツカーや高級車には車両保険の料率クラスが極端に高いものもあります。

  • NISSAN ノート X(型式E12)の料率クラス
    対人8・対物6・傷害7・車両5(保険始期 2022年1月1日~12月31日)
  • BMW 420i クーペ M Sport(型式12AP20)の料率クラス
    対人7・対物7・傷害7・車両15(保険始期 2022年1月1日~12月31日)

2-3.  軽自動車の料率クラス

軽自動車の料率クラスは、普通自動車とは異なる体系になっています。以前は乗用か商用かで保険料が決められてましたが、2020年1月1日始期以降の自動車保険については、料率クラスが3つに区分されることになりました。普通車ほど細かく分かれていないので複雑ではありませんが、軽自動車から新たな軽自動車に買い替えをする場合に、若干の料金変動が生じるケースがあります。

  • HONDA N-ONE オリジナル(型式 JG3)の料率クラス
    対人2・対物1・傷害2・車両1(保険始期 2022年1月1日~12月31日)
  • SUZUKI ワゴンR スマイル G(型式 MX81S)の料率クラス
    対人2・対物2・傷害2・車両2(保険始期 2022年1月1日~12月31日)

2-4. 購入する車によっては今より自動車保険料が高くなることも!

自動車の料率クラスは車種(同一車種で複数の型式がある場合もあり)によって違うため、通常、車が変わると保険料も変わります。新しい車を購入して車両入替をした場合、毎月または毎年の保険料が高額になる場合もあることを理解しておきましょう。購入後に保険料が上がっていることに気付いて慌てることがないよう、購入前に自動車保険についても考えておくとよいでしょう。

料率クラスは、損害保険料率算出機構のページで調べることができますので、前もってチェックしておくことをおすすめします。

3. まとめ:車の買い替え時は自動車保険の手続きをお忘れなく!

車の買い替えは人生におけるイベントの一つといえます。はやる気持ちを抑えて、忘れずに自動車保険の手続きを行ってくださいね。より良いカーライフを送れますように!

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WRITER

宇野 源一(ライター)

大学卒業後、大手メーカー系自動車販売会社に勤務。在職中は個人顧客を中心に年間平均60台の新車を販売。自動車保険の見直し提案などの経験も豊富。その後、金融業界に精通した業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事するとともに、2級ファイナンシャル・プランニング技能士およびAFP資格を取得。2018年よりライターとして活動を開始。新車ディーラー業界の裏話やファイナンシャルプランナーの視点から見た車購入アドバイス、ガジェット紹介等を得意とする。私生活では3児とうさぎ2羽の父。2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP(日本FP協会認定)

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