火災保険
2021.09.14

火災保険の基本補償:盗難編

火災保険と聞くと、「火事が起こったときのために加入するもの」だと思いがちです。でも実は、盗難の被害も補償してくれるのを知っていましたか?大切なものが盗まれる被害にあっても、補償があれば心強いですよね!この記事では、火災保険の盗難補償について紹介していきます!

1. 火災保険は盗難も補償

「犯罪統計資料(平成31年1月~令和元年12月【確定値】)」によれば、2019年の1年間で起きた住宅に対する窃盗事件は2万8,936件。年々減少傾向にはありますが、全国で1日あたり約79件もの窃盗事件が発生している計算になります。「日本は安全だから心配ない」と思っていても、被害に遭う可能性は意外とあるのです!

火災保険は、火事で家が燃えてしまった場合はもちろん、落雷や爆発、風災、雹災、雪災、水災など、幅広く補償してくれる保険です。どこまで補償されるかは保険商品によって違いますが、盗難による損害への補償が含まれるプランもあります。盗難被害を補償対象に含んだ火災保険に加入していれば、盗難による損害もカバーできるというわけです。

そして火災保険の保険金支払い件数ランキングでも、盗難は上位にランクインしています。たとえばセゾン自動車火災保険「じぶんでえらべる火災保険」では、2016年12月〜2019年11月の3年間の保険金支払い件数ランキングにおいて、盗難は第6位に位置しています。

2. 盗難の場合の補償範囲は?

火災保険では、「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財両方」の中から補償対象を選択します。盗難にあった際に、建物が受けた損害に関しては建物補償から、家財が受けた損害に関しては家財補償から保険金が支払われます。たとえば、空き巣が侵入して窓ガラスやドアが壊されたケースや、屋外に置かれていた物置やオブジェが本体ごと持っていかれたケースなどは、建物補償の対象となります(盗難自体が未遂であっても補償されます)。

建物補償の例
 ・空き巣が入ったために窓ガラスやドア、門が壊された
 ・屋外の物置が盗まれた
 ・車を盗むためにガレージのシャッターが壊された

いっぽうで、家具や家電、現金や宝飾品などが盗まれた場合は、家財補償の対象になります(火災保険に入ったときの契約条件によって異なります)。ただし基本的に、現金・切手・印紙の補償は20万円が上限となることが多いでしょう。また、預金証書が盗まれて現金を引き出されてしまったケースなどでは、一般的な上限である200万円か、家財保険の保険金額のいずれか低い額が補償されます。

なお、30万円を超える宝飾品や美術品に関しては、契約時に申告したもの以外は基本的に補償の対象にならないか、一定金額までしか補償されないことがほとんどです。貴重品を持っている人は、個別の補償について保険会社に確認しておくとよいでしょう!

家財補償の例
 ・家具や家電が盗まれた
 ・現金、印紙、小切手などが盗まれた
 ・宝飾品や美術品が盗まれた

自動車については、自動車保険の車両保険で補償します。敷地内の自動車が盗まれたとしても、火災保険では補償の対象外になりますので注意しましょう!いっぽう、家の軒先に置いていた自転車、原付、ミニバイクなどは、補償対象となるケースもあります。

盗難補償対象外の例
 ・車、バイクが盗まれた
 ・申請していない高価品で補償額を超えた部分

3. 盗難補償の給付内容は?

火災保険で支払われる保険金は、損害保険金費用保険金の2種類があります。保険の対象である建物や家財が損害を受けたときに支払われるのが、損害保険金です。損害保険金について、建物のみを補償するタイプに加入していた場合は、家財が盗難にあっても家財の補償はされません。反対に、家財のみを補償するタイプに加入していた場合は建物の被害は補償されません。

もう一つ、建物や家財以外の損害にかかるさまざまな費用を補償する保険金が費用保険金です。費用保険金の補償対象は保険会社によっても異なりますが、盗難被害にあったときに特に役に立つのが、残存物片付け費用特約再発防止特約です。残存物片付け費用特約は、たとえば空き巣に入られたときに家具が壊れてしまい、片づけが必要になったときの費用が支払われる特約です。再発防止特約は、盗難の再発防止のため防犯カメラを設置したり盗難防止機能がついた窓に交換したりしたとき、かかった費用が支払われる特約です。

こういった補償の多くは特約となっており、希望する場合は自分で補償を追加する必要があります。

4. 盗難被害にあった際の保険金請求は?

実際に盗難被害にあって保険金を受け取るときには、盗難事故と認められなければなりません。もし盗難にあったら、すぐに警察に行って被害届を出しましょう!警察に盗難届を提出して内容に不備がなければ、1週間ほどで受理番号が発行されますので、その受理番号を保険金請求の必要書類に記載し、保険会社へ提出してください。

また家財などで、「盗難があったことを証明しづらいときはどうすればいいの?」と悩む人もいるようです。その場合は、あらかじめ家財の写真を撮っておいたり購入時の領収書や保証書を取っておいたりすると、保険金請求をスムーズに進めることができます。それらがない場合でも、盗難にあったものが映っていた室内写真や着用写真などが、証拠となるケースもあります。いずれにせよ、ちょっとした前準備はしておいた方がよさそうですね。

5. まとめ:火災保険には盗難補償の付帯を!

盗難補償を含む火災保険に加入していれば、盗難の被害にあった場合でも保険金を受け取ることができます。反対に盗難補償がなければ、当然、一切の補償は受けられません。住んでいるエリアの治安に不安があったり、1階でオートロックなしの部屋で侵入されるリスクが高いなどの不安があったりする人は、盗難補償を付帯することも検討してみてください!

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